商品先物

コラム

いま足下にある危機

急減する総取組高の意味  さて、足元の国内商品先物市場では、4月12日以降のニューヨーク金相場(期近)の突然の急落による東京商品取引所金先物の大商いを受けて、全体の出来高が急増。月間ペースでは2月以来の300万枚超えが必至となっている...
コラム

再び官の独り善がりが・・・

LNG先物市場創設のホンネ  経済産業省は5日、LNG先物市場協議会におけるこれまでの議論をまとめた「LNG先物市場に関する方向性について」を公表した。それによると、日本が世界最大のLNG輸入国であることに加え、東日本大震災と福島...
コラム

自己中心主義の精算を

社会との共栄突破口に  一進一退。そして、結局はこれまでとほとんど変わりばえのしない停滞というのが現在の国内商品先物市場の実相のようである。昨年開催された産業構造審議会商品先物取引分科会では、消費者団体委員を中心に根強い規制強化論と、...
コラム

脆弱な国内の市場構造

金頼みからの脱却を 流動性の拡大。まさに、国内商品先物市場の最大の懸案であり、究極の課題である。どんなお題目を掲げ、どんな目標を上げようとも、国内のマーケット自体の拡大がなければ、市場も業界も衰退の一途をたどり、いずれは金融・資本市場...
コラム

打開策は明らかだ!

先物失政を清算する時  商品先物取引新時代なのだという。確かに、狭義の――商品先物取引法によって規制が監督されるところの受渡しを前提とする現物先物取引と商品デリバティブ取引を対象とする取引所取引に関する限り、ほば最終形態に等しい東西二...
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