金先物取引の価格乖離で注意喚起=大阪取

大阪取引所は18日、金と白金の限日先物取引において、市場価格と理論現物価格との乖離が継続していることを受け、注意喚起を行った。

同取引所は昨年12月3日に同様の注意喚起を実施したが、年明け以降も価格の乖離傾向は解消されていない。18日の日中立会における金限日先物取引の終値は1万4760円で、理論現物価格1万4177円との差は583円に達している。白金限日先物取引でも、終値4845円に対し理論現物価格は4772円と、73円の開きが生じている。

取引所は投資家に対し、標準物の中心限月などの価格を考慮した取引を呼びかけている。また、3カ月近く経過しても乖離が縮小しない状況を重く見て、市場の安定的運営に向けた制度改革を含む抜本的な対応策を検討する方針だ。

 

金及び白金を対象とした限日先物取引に関する注意喚起 | 日本取引所グループ
金及び白金を対象とした限日先物取引に関する注意喚起のページ。東京証券取引所、大阪取引所、東京商品取引...
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