2025年2月の国内商品先物総出来高は、前月比3.1%増の133万4182枚、一日平均(立会日数19日)は同3.1%増の7万0220枚と2か月続けて増加した。一方、前年同月比では17.9%減少した。金関連取引が堅調で全体を押し上げた一方、原油や白金などの取引が低迷した。
大阪取引所は前月比1.7%減の98万6167枚(一日平均5万1904枚)だった。商品別では、金標準が同3.2%増の53万9347枚、金ミニが同8.6%増の18万6305枚、金限日が同11.8%減の5万3305枚、銀が同190.9%増の64枚、白金標準が同25.7%減の12万5589枚、白金ミニが同12.2%減の1万4734枚、白金限日が同6.0%減の4万0806枚。ゴム(RSS3)が同33.2%増の2万5940枚、とうもろこしが同97.4%増の77枚だった。
東京商品取引所は前月比9.5%減の9万2433枚(一日平均4865枚)だった。商品別では、プラッツドバイ原油が同11.4%減の8万9256枚、中京ローリーガソリンが同14.5%減の65枚、中京ローリー灯油が同70.0%減の12枚だった。電力先物は、全体で同136.8%増の3085枚だった。このうち、東エリア・ベースロード電力が同293.0%増の2299枚、東エリア・日中ロード電力が同26.7%減の11枚、西エリア・ベースロード電力が同19.9%減の535枚、西エリア・日中ロード電力が同1800.0%増の95枚、週間物が全体で同383.3%増の145枚だった。
堂島取引所は前月比35.5%増の25万5582枚(一日平均1万3452枚)だった。商品別では、金が同33.6%増の24万7242枚、銀が同70.4%増の489枚、白金が同0.2%増の1211枚、堂島コメ平均(米穀指数)が同221.5%増の6640枚だった。
取組高は金(標準)が同7.4%増の4万7482枚、ドバイ原油が同7.4%減の2万8443枚となり、3取引所の合計取組高は同4.5%増の28万4151枚となった。