日本商品先物取引協会がまとめた2025年3月の店頭商品CFDの取引件数は、前月比96.3%増の1億7599万2756枚と大幅に増加した。貴金属取引の急増が全体を牽引した。
3月の取引件数は、前月比で8764万枚余り増加。特に貴金属の取引が活発だった。同カテゴリーの取引件数は、前月比142.7%増の1億2251万6436枚と倍以上の伸びを記録。これが全体の数字を大きく押し上げる形となった。
他の商品分類も堅調に推移した。エネルギーは前月比40.0%増の3563万7021枚。農産物も同30.3%増の1783万9299枚と、それぞれ取引を増やした。
3月末の口座数は前月比4.7%増の3万3730口座となった。市場への資金流入も続いており、証拠金等残高は同9.5%増の195億1700万円に達した。