日本商品先物取引協会がまとめた2025年5月末時点の登録外務員数は、前月比120人減の2万1082人となった。このうち、国内商品市場の外務員数は同35人増の1098人と増加に転じた。仲介業者は変動なく32人だった。
5月の苦情・相談受付状況は、苦情は前月に続き0件だった。一方、紛争仲介の直接申出が1件あった。内容は店頭商品デリバティブ取引に関する不当勧誘類型。問い合わせは11件(うち消費者センター等からの紹介0件)で、前月より3件減少した。
問い合わせのうち商品デリバティブ取引に関するものは9件。内容別では「制度・仕組み」が4件、「売買」が3件、「会員」が2件など。業態別では「国内商品市場取引」が5件、「店頭商品デリバティブ取引」が4件だった。「外国商品市場取引」に関する問い合わせはなかった。商品デリバティブ取引以外の問い合わせは2件。