1億円への道筋を照らす、金（ゴールド）投資の決定版

『知識ゼロ・資産ゼロ・経験ゼロでも大丈夫！１億円貯める金（ゴールド）投資』

書籍の概要：投資初心者への福音

本書は、「知識・資産・経験ゼロ」の状態からでも1億円の資産形成を目指せる、金（ゴールド）投資の入門書である。著者は元大手商社の敏腕トレーダーであり、その豊富な経験に基づき、複雑な金融知識を必要としない極めてシンプルな投資法を提唱する。投資に興味はあるものの、何から始めればよいか分からない、あるいはリスクが怖くて一歩を踏み出せない、といった投資初心者にとって、まさに福音となる一冊だ。

本書の内容紹介：専門家が明かす「金」の全て

本書は、単なる投資手法の紹介にとどまらず、「金」という資産の本質を多角的に解き明かす網羅的な構成となっている。

まず序章で純金積立の基礎知識を平易に解説し、投資経験のない読者を「金」の世界へと導く。続く第1章では、過去30年間で金価格が約13倍に上昇したという驚きの事実をデータで示し、もし30年前から純金積立を始めていたらどうなっていたかをシミュレーションすることで、長期投資の有効性を具体的に示す。

第2章では、金価格が上昇を続ける5つの構造的要因を専門家の視点で分析。金の需要が増大し続ける理由を解き明かし、「金価格はまだまだ上がる」という著者の主張の根拠を明らかにする。第3章では、金が持つ物理的な特性や投資対象としてのメリットを詳述。3000年以上も輝きを失わない普遍的な価値の源泉に迫る。

さらに、第4章から第6章にかけては、歴史的な側面から金の価値を証明していく。世界史を動かしてきた金の役割や、主要国と日本の金本位制の歴史を紐解くことで、金が単なる貴金属ではなく、経済の根幹をなす重要な資産であることを読者は深く理解するだろう。

巻末には「金投資に関するQ＆A」を収録。初心者が抱きがちな素朴な疑問から、一歩進んだ質問まで丁寧に回答しており、実践へのハードルを大きく下げてくれる。

本書から得られるもの

本書を通じて、読者はなぜ今「金」に投資すべきなのかを深く理解し、具体的な行動計画を立てることができる。「毎月4万2000円を30年間積み立てて1億円」という明確な目標は、資産形成への第一歩を踏み出す強力な動機付けとなるだろう。短期的な値動きに惑わされない、長期的な視点に立った資産形成を目指す全ての人にとって、信頼できる指南書である。

著者紹介

氏名：近藤雅世（こんどうまさよ）
経歴：1972年早稲田大学政経学部卒業後、三菱商事入社。非鉄金属、貴金属分野に従事し、プラチナでは世界最大のトレーダーとなる。日本初の商品ファンド設定にも携わる。三菱商事を早期退社後、複数社の役員を経て、2010年に株式会社コモディティーインテリジェンスを設立、代表取締役社長に就任。