ヒロセ通商は10月1日、金CFD（差金決済取引）の取引量に応じて純金を贈呈するキャンペーンを始める。世界的な金投資への関心の高まりを背景に、個人投資家の需要を取り込む狙いだ。
中国の若者の間で「ゴールドビーンズ」と呼ばれる小さな金を貯める動きが広がるなど、個人レベルで金投資への関心が高まっている。各国の中央銀行もドルへの依存を避け、外貨準備として金の保有量を増やす傾向にある。
今回のキャンペーンは同社のCFDサービス「LION CFD」が対象。期間中に金スポットを片道で合計20,000ロット以上、新規に取引した顧客に「純金1g」をプレゼントする。決済注文は取引量に含まれない。
期間は2025年10月1日午前9時から11月1日午前5時30分まで。条件達成後に専用フォームから申し込む必要がある。世界情勢の不安定化を背景とした安全資産としての需要に加え、希少価値の高まりも金価格を支えている。
同社は現物の金を景品とすることで、高まる金投資熱を自社サービスへの顧客誘導につなげたい考え。キャンペーンを通じてCFD取引の裾野を広げる。なお、LION CFD口座の開設にはLION FX口座が別途必要となる。
