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エース交易=タイガー・トラスト・グループと資本業務提携交渉を開始


 エース交易(田中孝男社長)は4月27日、金融サービス・グループの「タイガー・トラスト・グループ」(以下、「タイガー社」という。)と資本業務提携交渉を開始することを発表した。

 「タイガー社」は、2004年に設立された外国籍の信託で、投資ファンドの運営等を業務とするエボリューション社、カバード・ワラントの商品開発等を業務とするeワラント証券、金融システムの開発等を業務とするトラ・ホールディングスを傘下に収める金融サービス・グループ。今回の資本業務提携は、「タイガー社」はエース交易のリテール営業やグループとしての投資事業の営業力の強みに、またエース交易は「タイガー社」が有する商品開発力やシステム開発等の技術力に大きな魅力を感じて交渉開始を進めるに至った。

 業務提携は、提携委員会を設置し協議を開始する。主な内容は、

①トラ・ホールディングスの100%子会社であるトラ・トレーディング・サービシズの「Trading Systems」(商品・為替・証券を含むマルチシステム)の共同開発及び営業

②共同開発システムを利用した自己売買、及び同システムによる運用を行うファンドの組成、販売

③Tiger社グループのシステムノウハウ等を活用したエース交易におけるネット取引(商品先物、FX取引)事業の拡充

④eワラント証券株式会社とのエース交易における対面取引・ネット取引向け「新金融商品」の共同開発及び販売

⑤双方が運用するファンドの日本及び海外でのクロスマーケティング

⑥「多数の商品の組み合わせ販売プラットフォーム」の共同開発及び販売並びに「総合金融サービス会社(商品先物取引仲介業、金融商品取引仲介業)」の設立及び運営――となっている。

 資本提携は、第三者割当により、タイガー社のグループ企業であるTiger Investment Enterprise Holdings LLCにエース交易の本新株予約権3,700個(株式数3,700,000株、持株比率(発行済株式総数ベース)18.08%)を割当てる。また、エース交易がタイガー社のグループ企業であるeワラント証券の新株予約権及びトラ・ホールディングスの新株予約権を取得する。

 エース交易は、今回の資本業務提携交渉の開始について、「厳しい経営環境の元で、新たな金融サービスの時代の勝者となるために、従来の事業基盤を固めるとともに事業分野の拡大を視野に入れた戦略を進めていくため」としている。今回の決定はその一環で、「相互に協力し、強力なパートナーシップを発揮し、新たな成長を目指したい」とコメントしている。

 また、同日開催の取締役会で、持株会社制への移行に向け「エース交易設立準備株式会社」を設立することを決めた。エースグループの経営組織は、エース交易が事業持株会社として関係会社を保有する形態となっており、企業グループとしての機動性、柔軟性が必ずしも高いとはいえない状況にあるため、経営環境の変化に的確かつ迅速に対応するために経営と事業の分離を行ない、経営の効率化やスピードアップ、そして事業部門が事業に専念することで業績の向上を図ることが目的。

 持株会社制への移行は、エース交易の100%出資によるエース交易設立準備株式会社を設立し、当該準備会社が商品先物取引業者の許可及び金融商品取引業者の登録を受けた後に、現在同社で行っている事業を会社分割(吸収分割)の方法により準備会社に承継させる。代表取締役は田中孝男氏。資本金は3億円。

 なおこれらは、関係省庁及び関係団体の承認、および本年6月下旬に開催を予定している定時株主総会における承認等を前提としている。

資本業務提携基本協定書の締結に伴う資本業務提携交渉の開始及び第三者割当による新株予約権の発行に関するお知らせ(PDF)

持株会社制への移行に伴う準備会社設立のお知らせ(PDF)

開示に関するお知らせ(PDF)

エース交易株式会社[エースCXオンライン]

 

 

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