東京金融取引所、次期基盤開発にシンプレクス選定=27年度稼働へ

 東京金融取引所は1月28日、シンプレクスを開発会社に選定し、為替・株価指数証拠金取引および金利先物等取引に係る次期取引プラットフォームを開発すると発表した。2027年度第2四半期の稼働開始を目指す。

 東京金融取引所が着手する次期取引プラットフォームの開発は、事業領域ごとに最適化された機能強化を目的とする。リテール事業では取引拡大や新商品開発、取引制度の改善を促進。ホールセール事業では円金利先物市場の活性化や新市場創設に対応し、システム全体の汎用性と拡張性を大幅に向上させる方針だ。

 開発パートナーのシンプレクスは、1997年の創業から大手金融機関のテクノロジー支援を担う実績を持つ。傘下のDeep PerceptやXspear Consultingと連携し、AIやコンサルティングを統合したDX支援を展開。今回の協業により、東京金融取引所は市場の安全性と効率性を高め、証拠金市場の発展とホールセール事業の多角化を狙う。

 東京金融取引所の廣田拓夫社長は「シンプレクスとの協業を通じ、証拠金市場の発展とホールセール事業の新たな展開を目指したい」と強調。シンプレクスの金子英樹社長は「金融領域の知見と技術で市場の汎用性を飛躍的に高める基盤を構築し、戦略打的発展に寄与する」とした。稼働は2027年度第2四半期を予定し、市場のグローバル化を見据える。

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