関西商品取引所は1月11日、当業者向けにコメ先物市場に関する情報収集を行う「第2回堂島トライアルプロジェクト(DTP)」の参加企業について募集を開始した。2月12日に東京コメが移管されることにともない、対象を東京コメ及び大阪コメに拡大して実施される。
DTPはコメ先物を活用した農業政策の可能性に関する研究資料の作成を目的に、当業者に実際のコメ先物市場を体験してもらった上で、利用実態や行動様式を調査するもの。
応募資格は、コメの当業者であること、関西取が実施する調査(取引終了後)に協力できること、指定商品先物取引業者の口座開設に係る審査をクリアした企業。
募集定員は200社で、2月7日まで受け付ける。取引期間は新規注文の場合2月12日から8月19日まで、決済は2月12日から8月20日。
なお参加企業には、同所が実施するアンケート調査(参加社名非公開)に協力した社に対し、調査協力費として1万5,000円を支払う。
第2回 堂島トライアルプロジェクト(DTP)の実施について(PDF)