ドットコモディティ(舟田仁社長)は4月9日(月)より、金融商品仲介業者として 「日経225先物・オプション取引」に関するサービスを開始した。
これにより、国内商品先物や海外商品先物などのコモディティ銘柄取引だけにとどまらず、同一のプラットフォームにて株価指数取引注文の受注が可能となる。
具体的には、ドットコモディティが金融庁の登録を得て金融商品仲介業者となり、金融商品取引会社であるフィリップ証券(東京都中央区・下山均社長)への口座開設を仲介する形となる。このため、フィリップ証券に日経225の口座を開設し、証拠金はフィリップ証券に預け入れた上で取引をする。両者は別会社のため、商品先物取引口座等と日経225口座間で直接預け資金の振替えはできない。ただ、コモディティと日経225との損益を合算して画面上で見ることができる。
顧客が取引のために利用するツールは、ドットコモディティが提供しているFormula(フォーミュラ)と同一のもの。国内の商品取引などの画面と同一の画面で日経225の注文発注が可能だ。これにより、同じ画面からコモディティと日経225のチャートなど取引に必要な情報を得ることができる。また、画面の操作方法などが日経225を含めた全銘柄とも共通のため、画面操作方法を新たに習得するという負担がなく、コモディティの顧客が日経225に取り組むことができる。
ドットコモディティの顧客は、会員用のWEBサイトから日経225の申し込みができるため、取引開始のために必要な手続きは新たに別の会社に口座開設をする場合に比べて簡略となる。
同社は、「取引ツールの上で、コモディティと日経225のワンストップ取引を実現することができた」としている。
「ドットコモディティ」 商品先物取引の新しいかたち、始まる。