東京穀物商品取引所と日本商品先物振興協会は8月29日、9月から11月の3ヶ月間、農産物市場の振興策を実施すると発表した。
平成25年2月12日に東京穀物商品取引所の農産物市場と砂糖市場の取引が、東京工業品取引所および関西商品取引所に移管されるため、農産物市場の振興を図る。
まず、一般投資家向けに「取引キャンペーン」を実施する。東穀取の農産物市場と砂糖市場で一定枚数の売買を行った投資家を対象に、抽選によりおコメ券・商品券等をプレゼントする。賞品は、抽選で5名に10万円相当、10名に5万円相当、100名に1万円相当の商品券(応募時に、おコメ券・全国百貨店共通商品券・旅行ギフト券から希望商品を選択)を贈呈する。
対象となる期間は、8月31日(金)の夜間取引から、11月30日(金)の日中取引の3ヶ月間。対象商品は、東穀取のとうもろこし、一般大豆、小豆、コメ、粗糖の5商品。応募資格は、上記期間中に対象商品を合計5枚以上売買(仕切りを除く)した投資家(法人を含む)。応募方法は、応募資格を有する投資家が専用応募用紙または先物協会HPを通じて応募する。
詳細・応募はコチラ
http://www.jcfia.gr.jp/cgi-bin/2012agri_camp_outline.html
ほかに、投資家及び外務員等を対象とした講演会を開催する。東穀取と先物協会の共催により、穀物市況等に関する講演会を開催する。開催時期および回数は、9月~11月の間に月1~2 回程度を予定している。開催場所は東京地区および大阪地区ほかを予定。
このほか取引業者向けに、売買コンクールを実施する。出来高、取組高の増加を図るため、それぞれの増加枚数の多い会員(商先業者)を表彰する。目標売買枚数および建玉枚数は、平成24年5月~7月の売買高合計および毎営業日の平均建玉枚数(それぞれの100%)を目標値とし、それぞれについて増加枚数の多い上位10 社を表彰する。
実施期間は、9月~11月の3か月間で、取引キャンペーンと同様。対象商品についても、東穀取のとうもろこし、一般大豆、小豆、コメ、粗糖の5商品と同様となっている。
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農産物市場の振興について
http://www.tge.or.jp/japanese/whats/news/pdf/20120831agri-can.pdf(PDF)