金価格が史上初の3000ドル突破!次なる展望は=WGC

ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)は17日、金価格が史上初めて1オンス当たり3000米ドルの大台を突破したと発表した。この歴史的な節目について、同カウンシルのグローバルリサーチ責任者フアン・カルロス・アルティガス氏とリサーチリード(米州担当)テイラー・バーネット氏が解説を行った。

金価格は3月14日金曜日の早朝と17日月曜日の取引中に一時3000ドルを突破。この急上昇は単なる見出し的な出来事ではなく、より広範な経済動向を反映している。特に注目すべきは、金価格が2500ドルから3000ドルまで上昇するのにわずか210日しかかからなかった点だ。これは過去の500ドル単位の上昇に平均1708日を要したことと比較すると、異例の速さである。

アルティガス氏は「金価格は現在、200日移動平均線から標準偏差の3倍以上乖離している」と指摘。この状況は2020年のコロナ禍で金価格が2000ドルを超えた時や、最近2500ドルに達した時にも見られたという。こうした急騰後には通常、価格の調整期間があり、その後上昇トレンドが再開する傾向がある。

専門家らによると、今後数週間にわたって金価格が3000ドル以上を維持した場合、デリバティブ契約からの追加購入を引き起こす可能性が高い。例えば、3月21日に満期を迎える米国の金ETFオプション契約には約80億ドル相当、26日満期の先物オプションには160億ドル相当の正味デルタ調整想定元本があるという。

バーネット氏は「最近の急激な上昇を考えると、一時的な価格調整が起きても不思議ではない」としつつも、「短期的な変動性にもかかわらず、金価格の次の動きに最も重要な決定要因は、地政学的・地経済的な不確実性、インフレ上昇、金利低下、米ドル安などのファンダメンタルズが長期的にトレンドをサポートできるかどうかだ」と強調した。

WGCのレポートによれば、金価格は2005年12月に初めて500ドルに到達して以来、約6倍に増加。これは年率9.7%のリターンに相当し、同期間のS&P500指数の年率8.2%を上回っている実績を示している。

 

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