日本ユニコム(青山秀世社長)は1月22日、タブレット端末専用の商品先物情報配信アプリケーション「インフォ・ユニコムTAB」 の提供を開始した。
「インフォ・ユニコムTAB」は、タブレットの特性を最大限に活かし、相場表、チャート、ニュース、口座照会、 発注画面などを一つの画面で同時に3つまで表示することができる。また、同社独自の情報コンテンツや著名アナリストのレポートが閲覧できるだけでなく、SNSを利用した情報配信サービスなどのメニューも兼ね備えた高機能商品先物取引システムとなる。
同サービスでの機能は、価格情報として先限一覧、全限月一覧、10本気配値の表示ができる。テクニカルチャートは、ティック・1分・5分・60分・日・週・月足が表示、およびテクニカル指標は20種類を表示できる。このほか、時事通信社とオーバルネクスト社のニュース配信、取引口座照会、注文結果照会、建玉一覧、売買履歴照会、売買発注が利用できる。
このほか同アプリケーションは、社員用にアレンジした営業支援システムとしても利用する。これにより、これまで会社に電話で問い合わせていた個々の顧客の口座照会や売買シミュレーションについて、場所を問わず瞬時に対応することが可能となり、より高度でスピーディーな提案型営業を実現する。
なお、「インフォ・ユニコムTAB」は、同社で対面取引口座を開設している顧客のみ利用できる。対応端末は、Android OS4・0以上、画面サイズ10・1インチ、画面解像度1280×800以上に対応しており、対応端末がない場合でも、利用を希望する顧客には端末を無料貸出する。