日本商品先物取引協会(日商協)がまとめた2025年度の店頭商品CFDは、年間取引枚数が27億9240万1938枚と前年度から倍増し、記録的な規模となった。2026年3月末の口座数は4万7172口座(前年同月比43.6%増)。同月の取引枚数は3億5810万2752枚(同38.1%増)と前年同月の約4倍に達し、極めて高い活動水準にある。
年度前半は4月に取引枚数と建玉が前月比でほぼ倍増し、好調な滑り出しを見せた。6月には証拠金等残高が200億円台に乗せた。7〜8月の一時的沈静を経て、9月には口座数が3万6642口座へ拡大し、取引枚数(1億5159万747枚)と建玉(10万6945枚)が再び活発化した。
後半は拡大が加速。10月の取引枚数は4億2019万4043枚、12月には口座数が4万の大台を超え、証拠金残高も316億3200万円に積み上がった。2026年1月に単月ピークの4億4792万9276枚を記録。3月末の証拠金残高は342億2600万円と前月から一転して減少したものの、建玉は前年同月比326.4%増の20万5847枚と高水準を維持した。
投資家1人あたりの取引活動も先鋭化している。2026年3月の1口座あたり平均取引枚数は7591枚と、年度初めの5219枚から大幅に伸長。少額資金を素早く回転させる短期売買の活発化が、市場全体の規模を押し上げた構図だ。

