東京金融取引所が2日発表した2026年2月の取引数量によると、株価指数証拠金取引「くりっく株365」は前月比8.5%増の453万3308枚だった。為替証拠金取引「くりっく365」は13.4%減の176万1480枚となり、前月の勢いから一転して明暗が分かれる結果となった。
主力の「くりっく365」は、1日平均で8万8073枚だった。前年同月比では2.9%減となっている。通貨ペア別では、米ドル円が前月比9.7%減の46万2105枚で首位となったが、前月トップのトルコリラ円は27.4%減の37万6369枚と大きく減少した。このほか、中国オフショア人民元円が254.6%増の4万6382枚、ハンガリーフォリント円が30.7%増の6万1009枚となるなど、特定の通貨への資金集中が際立った。対照的に、英ポンド円やユーロ円は前月を大幅に下回った。
「くりっく株365」は、株価指数が引き続き活況を呈した。指数別では日経225リセット付証拠金取引が前月比22.4%増の118万973枚と大幅に増加したほか、証拠金額を抑えた日経225マイクロも8.8%増の102万2044枚と堅調だった。米国株関連ではNASDAQ-100が26.7%増の83万1623枚、NYダウが7.5%増の105万4881枚と伸びた。一方、ラッセル2000は36.7%減の9万6244枚と、前月の水準から大きく減少した。
商品ETFは原油ETFを除き、前月の急増から一転して手控えムードが広がった。1月に爆発的な伸びを見せた銀ETFが前月比55.9%減の5万8326枚と急減したほか、金ETFも25.1%減の13万6672枚と大幅な減少に転じた。プラチナETFも75.7%減の6604枚と低迷し、貴金属市場への投資意欲が一服した格好だ。半面、原油ETFは3.2%増の12万1284枚となった。
金利先物等取引は6万7432枚で、前月比23.8%増となった。全商品の合計取引数量は636万2220枚。前年同月比では3.7%減となるが、2025年9月末に廃止されたFXクリアリング取引を除いたベースでは前月比1.5%増となる。

