貴金属地金の消費寄託サービス開始、毎月「寄託料」を現金支払い=日産証券グループ

 日産証券グループは16日、連結子会社の日産証券が金およびプラチナ地金を対象とした新たな取引サービス「ゴールド・バンキング」「プラチナ・バンキング」を開始したと発表した。顧客から預かった地金をリース市場で運用し、収益を原資に毎月現金の「寄託料」を支払う。

 本サービスは、顧客が保有する金地金(品位99.99%以上)やプラチナ地金(品位99.95%以上)を消費寄託契約に基づき日産証券に寄託するもの。同社は預託を受けた地金をリース市場で運用し、運用の対価として毎月現金で寄託料を支払う。顧客にとっては資産を保有しながら効率的な活用が可能となるほか、銀行の貸金庫利用時に発生する保管料が不要となる利点がある。

 申込は日産証券の各店舗において対面で受け付ける。利用にあたっては証券総合口座の開設が必要で、インターネットによる申込には対応しない。取引単位は金地金が1キログラム以上、プラチナ地金が500グラム以上とする。契約期間は1年間で、顧客からの申し出がない限り自動更新される。中途解約時は地金での返還か、時価売却による金銭返還かを選択できる。

 同社はサービス開始を記念し、3月2日から8月31日までの期間中、寄託重量に応じた現金プレゼントキャンペーンを実施する。金地金は1キログラムにつき2万円、プラチナ地金は1キログラムにつき1万円を贈呈する。なお、貴金属地金は元本保証ではなく、売却時の価格が購入時を下回る可能性がある。また、消費寄託により所有権が同社に移転するため、同社が破綻した場合は同種・同量の返還請求権を有するに留まる。

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