農林水産省、米先物レポート公表 6〜8月出来高2万1567枚

 農林水産省は25日、「米先物取引に関するシーズンレポート(令和8年9月、第8号)」を公表した。令和8年6〜8月を主な対象に、堂島取引所の日々の取引データをもとに米先物取引の価格や取引量の動向、関連情報を整理した。原則3か月ごとに公表している。

 期間中の合計出来高は2万1567枚(1日当たり平均337枚)で、前四半期(令和8年3〜5月)の2万2242枚(同371枚)から減少した。月別では6月が7597枚、7月が7865枚、8月が6105枚で、8月は営業日数が少なかった。8月末の取組高(未決済売買契約数)は436枚で、6月末は450枚、7月末は438枚だった。

 玄米60kg当たりの平均価格は2万2976円で、最高は6月22日の3万3770円、最低は8月31日の1万7940円。令和8年6月限と8月限の最終決済数値は、それぞれ3万3760円、3万2420円だった。8月31日の終値は、令和8年10月限が2万1070円、12月限が1万9250円、令和9年2月限が1万8550円、4月限が1万8160円、6月限が1万7940円。8月限は概ね上昇傾向で推移し、10月限以降の各限月は概ね下落傾向だった。

 8月末の建玉割合は、売建玉がSBI証券38.5%、豊トラスティ証券32.8%、岡安商事27.8%、日産証券0.9%。買建玉は豊トラスティ証券60.3%、SBI証券29.4%、岡安商事8.5%だった。当業者の割合は、売建玉が36.2%、買建玉が9.6%。

 現物市場では、令和7年産米の令和8年8月の相対取引価格(速報・全銘柄平均)が玄米60kg当たり3万1556円となり、前年同月比4377円高(16%高)、前月比930円安(3%安)だった。年産平均価格(速報)は3万5330円で、前年比40%高。米穀安定供給確保支援機構の令和8年8月分の調査では、米価水準の現状判断DIが42(前回比5ポイント減)、見通しDIが18(同±0ポイント)だった。

 令和8年7月末の民間在庫量は、前年同月比70万玄米トン増の162万玄米トン。農水省が9月2日に公表した基本指針は、令和8年産主食用米等の生産量見通しを735万〜754万玄米トンとし、令和9年6月末の民間在庫量を267万〜304万玄米トンと見込む。政府備蓄米の買戻し21万玄米トンを踏まえると、246万〜283万玄米トンとなる。

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