JPX、26年3月期純利益785億円 年間配当61円

 日本取引所グループ(JPX)は3月25日、2026年3月期の連結純利益が前回予想比20.8%増の785億円になる見通しだと発表した。活発な株式市況を背景に売買代金が想定を上回る。業績改善に伴い、年間配当予想も前回から11円増の61円(前期は45.5円)へ引き上げた。

 営業収益は前回予想比12.5%増の1980億円、営業利益は19.7%増の1155億円を見込む。1株利益は76.19円。前提となる通期の1日平均売買代金(株券等)を、従来の6兆円から7兆5000億円へ上方修正した。

 取引高の前提も市場動向を反映した。長期国債先物は4万5000単位(1000単位増)、日経平均オプションは280億円(40億円増)に引き上げた。一方、日経平均先物は13万5000単位(1万2000単位減)に下方修正し、TOPIX先物は8万8000単位で据え置いた。

 配当性向60%以上の目標に沿い、期末配当予想を25円から36円へ増額した。実施済みの第2四半期末25円と合わせ年間61円となる。26年5月の取締役会で正式決定する。25年3月期の連結純利益は610億9200万円、株式分割考慮後の年間配当は45.5円だった。

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