堂島取引所、貴金属の新商品を上場申請 26年7月21日に開始予定

 堂島取引所(ODEX)は1日、貴金属市場における新商品の上場に向け、農林水産大臣および経済産業大臣に対して認可申請を行ったと発表した。3月23日開催の取締役会で、上場に伴う業務規程および受託契約準則の一部変更を可決済み。両大臣による認可を前提に、2026年7月21日の上場を予定している。

 新規上場の対象は、純度99.5%以上の金地金、純度99.95%以上の白金地金、純度99.9%以上の銀地金を取引対象とする「限月現金決済先物取引」だ。取引単位は金が500グラム、白金が500グラム、銀が10キログラムに設定された。既存の貴金属商品(金10グラム、白金10グラム、銀1キログラム)が「限日現金決済先物取引」であることや、期限自動ロールオーバーの有無が新商品との主要な差異となっている。

 新商品の限月制度には「1限月制」を採用し、取引期間は最大7カ月間となる。新甫発会日は、6月限が前年12月の第1営業日、12月限が6月の第1営業日。毎年6月および12月の最終営業日に取引最終日を迎える設計としている。なお、6月および12月の期間については2限月取引となる。12月限の建玉を保持している場合、12月第1営業日から同月末までの期間は新設の6月限と並行して取引が可能なため、期間内での自主的なロールオーバーができる。

 決済手法は、転売または買戻しのほか、理論現物価格に基づく最終清算数値による最終決済を実施する。日々の値洗い(帳入値段)は、日本時間午後3時15分から午後3時45分までの市場取引の約定値段と取引数量との加重平均(VWAP)により算出。取引証拠金の計算にはVaR方式を用いる。

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